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年金相談Q&A

山陽新聞に連載中の年金講座を掲載しています。

Q.遺族年金はどうなる?(2007/12/17)今年4月から離婚年金分割がスタートしましたが、遺族年金はどうなるのでしょうか?
A.離婚分割とは別制度  老齢厚生の4分の3受給2007年4月に施行された年金分割と遺族年金は別制度である。
 年金分割と遺族年金の大きな違いは、年金分割は離婚した場合に婚姻期間中の厚生年金の保険料納付記録の分割で受給額は最大限1/2、受給時期は老齢厚生年金の受給権が発生したときである。
 遺族年金は、離婚しないで相手が亡くなった場合、老齢厚生年金の3/4、または厚生年金加入中の死亡で25年未満の場合は25年保証があり、死亡月の翌月分から受給できる。
 最近、マスコミで取り上げられている影響もあってか、離婚して年金分割を受ける方が得か、相手が亡くなるまで待って遺族年金を受給する方が得か? といった質問を受けるが、返答に困る。離婚時の年齢などが関係し一概に判断できない。
 年金分割は財産分与の1つで、選択肢が増えたことに違いないが、分割の対象期間は婚姻期間であり、最大1/2である。しかも相手が合意しなければ1/2未満もあり得る。
 それに比べ、遺族年金は老齢厚生年金(厚生年金加入全期間)の3/4であり、額としては当然、年金分割よりも遺族年金の方が多くなる。だからといって離婚しないで相手が亡くなるのを待ったほうが良いとは必ずしも云えない。
 熟年離婚は、世間の流れに迎合することなく、自分自身の人生であるからよくよく検討し決断して頂きたい。
 なお、年金分割の請求は原則離婚後2年以内に社会保険事務所に請求することになっているが、分割割合など合意が出来ず調停、審判などに委ねている間に2年を経過した場合は、調停、審判などの確定後1ヵ月以内に請求すれば分割可能である。

社会保険労務士・岡和子

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